https://hajimari-ac.com/enjoy/event/mimajo/ より引用
映画「記憶との対話」上映会+ディスカッション
2019年9月23日(月・祝)14:00-17:30(開場13:50)
会場:ミューカルがくと館・中ホール(福島県郡山市開成1丁目1-1)
料金:無料
定員:50名(要予約)
ゲスト:
樅山 智子(マイノリマジョリテ・トラベル・クロニクル実行委員会代表)
長津 結一郎 (九州大学大学院芸術工学研究院 助教)
主催:社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館
■申し込み方法:
はじまりの美術館まで 電話(0242-62-3454)またはメール(otoiawase@hajimari-ac.com)でお申し込みください。
■タイムスケジュール:
・13:50 開場
・14:00 ごあいさつ
・14:05-14:25 レクチャー「なくならない境界線、そこにある芸術」(長津結一郎氏)
・14:25-14:45 解説「マイノリマジョリテ・トラベルとマイノリマジョリテ・トラベル・クロニクル」(樅山智子氏)
・14:45-15:50 映画「記憶との対話:マイノリマジョリテ・トラベル、10年目の検証」上映
(休憩)
16:00-17:30 ディスカッション
17:30 終了
「障害」と「健常」をわける境界線について考える
〈障害〉と〈健常〉、〈マイノリティ〉と〈マジョリティ〉の境界線に問いを投げかけた「マイノリマジョリテ・トラベル」。
2006年、マイノリマジョリテ・トラベルは、パフォーマンス公演 「東京境界線紀行『ななつの大罪』」を発表しました。この作品は、〈障害〉と〈健常〉をわける境界線に着目し、その社会的コンセンサスの曖昧さに挑戦した表現として反響を呼びました。
2016年、映画「記憶との対話〜マイノリマジョリテ・トラベル、10年目の検証〜」が新たに制作されました。マイノリマジョリテ・トラベルと社会の10年の軌跡を検証するこの作品は、今でも全国各地で上映会が開催され続けています。
本イベントでは、現代の日本社会における〈障害〉と〈健常〉の境界線をそれぞれの文脈に照らし合わせて再考し、この作品が投げかける問題意識について様々な方々と話し合いたいと思っています。
当日はゲストとして、映画の製作総指揮をつとめた樅山智子氏(マイノリマジョリテ・トラベル・クロニクル実行委員会代表)と製作事務局を務めた長津結一郎氏(九州大学大学院芸術工学研究院 助教)をお招きします。
上映前に、樅山氏によるこの映画の背景解説や、長津結一郎氏によるレクチャーをお聞きいただいたあと、本作品をご覧いただきます。
そして上映終了後は、参加者のみなさんとの感想や考えを共有するディスカッションを予定しております。
皆様のご参加お待ちしております。
■ゲストプロフィール
・樅山 智子(もみやま ともこ)
マイノリマジョリテ・トラベル・クロニクル実行委員会代表
福井生まれ、ニューヨーク育ち、東京在住の作曲家、アーティスト、通訳者。米国スタンフォード大学にて作曲と文化心理学を学び、文化庁新進芸術家としてオランダ王立ハーグ音楽院作曲科で研鑽を積む。世界各地の芸術祭などで人と環境の関係性を問うサイト・スペシフィックなプロジェクトを展開。周縁化された人々や異分野の専門家等と協働し、対話を媒介しながら複数の物語を紡ぎ合わせることで、非人類中心主義的なパラダイムから世界を聴くための新たな共同体の音楽を探求している。マイノリマジョリテ・トラベル主宰、日本相撲聞芸術作曲家協議会理事、Art Translators Collective 創立メンバー。
https://www.tomokomomiyama.com/
・長津 結一郎(ながつ ゆういちろう)
九州大学大学院芸術工学研究院 助教
アーツ・マネジメント、文化政策学、芸術社会学などをベースとし、障害のある人などの多様な背景を持つ人々の表現活動に着目した研究を行なう。また近年は、芸術活動の担い手育成や市民創作ワークショップをフィールドとして、芸術文化の持つ役割についての考察を深めている。著書『舞台の上の障害者:境界から生まれる表現』(九州大学出版会、2018年)にマイノリマジョリテ・トラベルのフィールドワークを掲載。共著に『はじめての”社会包摂×文化芸術”ハンドブック』(九州大学大学院芸術工学研究院ソーシャルアートラボ、2019 年)、共編に『アートプロジェクト:芸術と共創する社会』(水曜社、2014年)など。
■映画「記憶と対話 〜マイノリマジョリテ・トラベル、10年目の検証〜」公式ホームページ
http://mimajo.net/
■申し込み・お問い合わせ:
社会福祉法人安積愛育園 はじまりの美術館
〒969-3122
福島県耶麻郡猪苗代町新町4873
[TEL/FAX] 0242-62-3454
[E-mail] otoiawase@hajimari-ac.com
[WEB] http://www.hajimari-ac.com/
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